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リノベーション

マンションの購入はリノベーション済み?自分でリノベーション?

 
住宅の購入には多額の資金が必要になるため、慎重に考える必要がありますよね。また、自分が住みやすい間取りかどうかも大きな条件になるのではないでしょうか。そんな中、中古マンションのリノベーションが注目されています。マンションを購入するときは、リノベーション済みの物件から探すだけでなく、購入した後に自分でリノベーションする方法もあります。どちらのタイプを選ぶのかは個々別々ですが、どちらの方法を考える人が多いのでしょうか。そこで、中古マンションの購入を考えている全国の男女100人を対象にアンケートを取ってみました。

【質問】あなたが中古マンションを購入する場合、リノベーション済みのマンションを購入するのと、中古を買って自分でリノベーションするのとどちらを選びますか?


【回答数】
リノベーション済マンションを購入:44
中古マンションを買ってリノベーション:56

6割近くの人は、購入後に自分でリノベーション考えている!


アンケートの結果、「中古マンションを買ってリノベーション」と答えた人が6割近くいることが分かりました。

・自分の好みの住宅にしたいので、中古マンションを買ってからリノベーションしますね。(40代/女性/パートアルバイト)
・価格にもよるが、自分でリノベーションを行う方が、ライフスタイルにあった事が出来る。(30代/男性/会社員)
・やはりリノベーションは自分の手でちゃんとやって満足のいく間取りや住居にしたいです。(50代/男性/会社員)
・自分好みをあとで時間をかけてでも変えていく楽しみもあると思います。(40代/男性/会社員)
・自分で改良したほうが安くつくと思いますので自分でリノベーションします。(30代/男性/自営業(個人事業主))

56人の男女は、マンションを購入後、自分でリノベーションしたいと思っているようです。自分好みにレイアウトできることや、ライフスタイルに合わせられるメリットがありますよね。また、自分で手を加えることで納得できる居住空間が実現できるのとの声も挙げられました。時間が掛かっても自分の希望を形にしたいとの考え方にも頷けます。なお、リノベーションの費用も気になるところですが、工夫次第ではコストを抑えて理想の間取りや使いたい材料を使える事も自分でリノベーションする事の魅力かもしれませんね。

一方、リノベーション済マンションの購入を希望する人も4割以上!


アンケートの結果、4割以上の人は「リノベーション済マンションを購入」と答えました。

・自分でリノベーションを考えるのが面倒なので、リノベーション済の方が便利だから(40代/女性/専業主婦)
・価格が一定になるし、手を加えなくてすむ。すぐに住み始めることができるので。(40代/女性/その他専門職)
・自分でいろいろやるのは面倒だし、プロのほうがいいアイデアをたくさん持っていると思うから。(50代/女性/自由業・フリーランス)
・リノベーションを行うための準備、手続きなどが大変そうだから。(30代/男性/自営業(個人事業主))
・自分でリノベーションする場合は、購入価格に加えて費用が発生するため、リノベーション済のものが好ましい。(30代/女性/その他専門職)

44人の男女は、リノベーション済マンションの購入を考えていますね。専門家はいろいろなアイデアを持っていますが、自分で間取りや仕様を決めていくのは相当に面倒と考えられているようです。リノベーションにともなう諸手続きなどにも専門知識が必要かもしれません。また、改修することなく、すぐに住めることが魅力的との意見も挙げられました。なお、こちらのを選んだ人達からは、物件購入後に更にリノベーションの費用がかかる事に関するコメントがみられます。やリノベーション済みのマンションを購入する場合、リノベーション費用が物件価格に含まれる事も大きなメリットと考えられるようですね。

費用面も含めてじっくり考えることが大切!


アンケートからは、中古マンションを購入してからリノベーションしたい人が、リノベーション済みの中古マンションを購入したい人よりも少しだけ多いことが分かりました。やはり、希望どおりの生活空間を実現できることが大きなメリットのようです。多少時間は掛かるかもしれませんが、自分で行うと達成感を味わえるのかもしれませんね。一方、リノベーション済マンションの購入を希望する人からは、面倒な想いをしないですぐに入居できるなどの理由が挙げられています。なお、どちらのマンションを探す場合も、費用面も含めてじっくり考えることが大切ではないでしょうか。アンケートにはいろいろな意見が寄せられていますが、中古マンションの購入を検討しているみなさんのお役に立つといいですね。


■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2016年04月18日〜2016年05月02日
■有効回答数:100サンプル

古いマンションでも中身は斬新!リノベーションの魅力とは

 
古くなったマンションを修繕するなら、今まで『リフォーム』するのが一般的でした。しかし近年、物理的に古くなっただけでなく設備や間取りの陳腐化を来たし、現代の新しい暮らしにそぐわないマンションを室内環境を丸ごと新しく変える『リノベーション』という手法が注目を集めています。これからマンションの改修を行うつもりなら、リフォームに変わる工事の方法としてリノベーションを検討してみたら如何でしょう。

まずは知ろう!リフォームとリノベーションの違い


リフォームとリノベーションは、共に住宅の改修に関するものです。古くなったマンションの修繕に、どちらの方法が適しているかをまず考えなければなりません。
一般的に両者は工事の規模・内容によって分類されます。リフォームは比較的小規模な工事であるのに対し、リノベーションは大規模な工事を行うのが特徴です。
リノベーションの場合、既存の構造躯体のみを残して壁も天井も床も間仕切り壁も全面的に取り払う事が一般的です。
一旦構造躯体のみのスケルトン状態にしたうえで、全ての床・壁・設備を新しくします。工事の規模が大きい分、リフォームよりも改修費用はかかります。それでも全面的な改修により部屋の中は新築同様になります。

利用用途を考えて快適な空間に仕上げる


リノベーションでは、マンションの間取りも変更が可能です。

住まいを選ぶ際には、誰しも家族構成を考慮して選びます。しかしながら時間の経過と共に、家族構成や家族の年齢も変化し当初選んだ間取りが必ずしも最適ではなくなってきます。最初の子供が小さいうちは、家族皆で過ごせる大きなリビングが最適かも知れませんが、やがて次の子供が生まれ成長し大きくなると、子供達も独立した個室を求めます。しかしやがて子供等が独立して家を出ていくと夫婦二人の生活に戻るのです。
その時々で、家族に最適な間取りや空間構成は変わってくるのです。
リノベーションによって、その時の家族に適した空間に作り変えることが可能なのです。

住まい手にとって必要なリノベーションの基礎知識


これからマンションをリノベーションしようとする住人は、失敗しないために基本的な知識を身につける必要があります。

まず注意が必要なのが、マンションの管理規約です。マンションによって、建物の改修工事に関し何らかの制限が定められている場合が殆どです。工事を開始するまでの手続きや、使用できる材料の性能、間取り変更の制限など細かく規定されているマンションも少なくありません。工事中や工事後に問題が発覚すると、再工事が必要なケースもあり厄介です。そこで物件の規約について予め調査し、改修に関するどのような制限があるか確認する事が不可欠です。

またリノベーションを行う際には、当然施工業者から見積りを取ると思いますが、工事範囲や見積り範囲・デザイン監修料が入っているかどうか、工事代金の支払時期など、施工前に業者と良く話し合い、後でトラブルにならないよう務めましょう。
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