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中古マンション

新築マンションと中古マンションの比較をしてみる

 
住宅の購入を検討する際、新築の物件を買うか、中古の物件にするかで迷うこともあるでしょう。それぞれにメリットとデメリットがありますが、その内容を良く知ることで、満足度の高い住宅購入を実現することが出来ます。

新築マンションでも安心できないその理由とは?


新築マンションというと、当然その建物自体新築であり、設備や家の中も新品で綺麗という良さがあります。真新しい壁紙やキッチン、水回りに憧れる人も多いでしょう。ただし、新しいから何もかも安全で安心かというと一概にそうとは言い切れない部分もあります。

2015年に問題になったように、新築のマンションでも杭基礎データの改ざん等で構造上問題があり全棟建替えなんて事も起こり得ますし、2005年には耐震偽装の問題が日本中で大問題になったこともあります。
また、新築のマンションということは、それまで誰も住んでいないので、設備や構造上問題があっても表面化するまで時間がかかるという側面があります。

逆に中古マンションは、住人が一定の期間利用をしているので、問題があった時は表面化し改修されています。ですので中古マンションのほうが安心感があるという考え方もあります。

築古物件でも十分に価値のあるその条件とは


中古マンションにも比較的新築時から時間がたっていないマンションもあれば新築から相当の期間が経過している築古物件もあります。築20年・30年と経過していると、その時点で検討対象から除外をしてしまう人もいるかもしれませんが、条件次第では十分に快適に住める物件も数多くあります。

中古マンションが持っている新築マンションには無い魅力は何でしょうか。
まず言えるのが、その立地条件です。新築マンションはそれまでマンションが無かった場所に建てざるをえないので、昔からある築古物件よりも立地面で劣ることがあります。
築古物件の方が良い場所に建っているというケースは結構多いものです。
また築古物件でも、内装や設備・水周りを一新すればお部屋の中はかなり新築物件に近付きます。マンションの共用部分(外壁やサッシ、エントランスホール、エレベーターなど)はどうしても新築マンションとは差が出ますが、築古マンションになればなるほど長年の維持・管理の手の掛け方で驚くほど建物の状態は違います。
立地条件が良く、管理の行き届いたマンションは築古でも十分に価値があります。

中古マンションが値上がり中!?その背景には何が?


そんな中、中古マンションの人気が近年上昇しています。その背景には大きく3つの流れがあります。
まず「中古住宅流通市場拡大の流れ」。国策として優良な住宅ストックを増やすために様々な税制優遇や制度などが作られ、活用されています。
次に「中古マンションを直して住む事への慣れ」。中古住宅流通市場の拡大に伴い、リフォームやリノベーションの技術も向上し、またその事が周知される事により、以前に比べて中古住宅を買う事への抵抗感が少なくなってきたと感じます。
更に近年の「新築マンション価格の高騰」があげられます。都心のタワーマンションに代表される都心マンションが、海外投資家の投資対象として大いに評価され、価格が上昇し、都市周辺部にまで価格高騰の流れが及んでいます。新築マンション価格の高騰の中で中古マンションの割安感が受けているとも言えます。
無理して高い新築マンションを買うよりは、中古マンションの中からお得な物件を探して、自分たちでリフォームやリノベーションを施して、安価ながら新築並みの快適さを実現しようと考える人が増えているのです。
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